院長の岡村です。
昨日は左下7のインプラント埋入オペを行いました。
リッジプリザベーション後3ヶ月でのインプラント埋入です。
3ヶ月前に左下7の自発痛を主訴に来院された患者さんです。...
レントゲンを撮影すると根尖部の骨は慢性の根尖性歯周炎により広範囲に吸収され抜歯せざるを得ない状況でした。
実際、抜歯窩から遠心の骨吸収部位は不良肉芽がひどく掻爬に時間がかかりました。
抜歯後は感染による骨吸収もあわせてかなりの骨吸収が予測されます。抜歯後6〜12カ月で頬舌的に5〜7ミリ、垂直的に2〜4.5ミリの吸収が起こると言われています。
このような場合はリッジプリザベーションを行い骨吸収を最小限に抑えます。